道下美里選手はマラソンだけじゃない！あの競技の日本記録も？

リオパラリンピックに正式種目として初めて採用された女子マラソン。

初代女王の期待がかかる道下美里選手は世界歴代２位の記録保持者です。

当時は世界記録だったんですが、ロシアの選手に塗り替えられました。

今度は抜き返す番だと月に６００ｋｍの走り込みを行っています。

それはマラソンの練習ですが、道下美里選手にはもう一つの顔が！

道下美里はマラソン選手じゃなかった？

なんと道下選手、最初はマラソン選手じゃなかったんですよ。

陸上を始めたのだってそんなに早くなく、リオパラリンピックなんて

夢にも思っていなかった事でしょう。





実際に走り始めたのは２５歳、２００２年です。

盲学校に通い始めて、課外授業で行われる陸上に才能を見出します。

当初はマラソンではなく「中距離ランナー」でした。

目的もパラリンピックではなく「ダイエット」です。

なんだか親近感を覚えます。





走れば走る程成果の出る陸上はとても楽しく、生きがいを感じます。

「羽根が生えたように自由」

走っている時は障害を忘れ、明るく前向きになれたのです。

そこには才能の成せる技があるにしろ、本人の努力が大きいでしょう。







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実は複数の日本記録保持者？

一時はマラソン世界記録を保持していた道下美里さんですが、

２０１６年８月現在でも彼女は中距離で日本記録を２つも持っています。

ちなみに結婚前でしたので「中野美里」の名前で記録されています。




　８００ｍ　-　２：２９：７０　(Ｔ１２クラス)
　　※２００６．９．３０(２００６ジャパンパラリンピック)


　１５００ｍ　-　５：１２：７３　(Ｔ１２クラス)
　　※２００６．１０．１(２００６ジャパンパラリンピック)




また５０００ｍの大会記録(ジャパンパラリンピック)まで持っているんです。

小学校の時はかけっこでドベだった女の子が大変身ですよね。





日本記録は出しましたが、２００８年のブラジルサンパウロで行われた

ＩＢＳＡ（国際視覚障害者スポーツ協会）世界選手権で５位入賞に終わり、

中距離での限界を感じました。

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その時敗れた相手はなんと現在のマラソン世界記録保持者

ロシアのエレナ・ポートバ選手（３０歳)なんです。

エレナ選手も当時はマラソンではなく１５００ｍと５０００ｍを走っていました。

その２競技とも世界記録を持っていたから驚きです。





道下選手がマラソンを始めると、エレナ選手も後を付いてくるようにマラソンを始めました。

だからこそ因縁のブラジルでリベンジを果たそうと、猛特訓を積んでいるのです。

まさにライバル。

お互いが力を引き上げているかのようです。





ロシアのパラリンピック選手は出場が認められないかもしれませんが、

道下選手は間違いなく「出場して戦いたい」と思っているはずです。

ブラジルの空の下、二人の戦いが見れる事を心から望んでいます。





リオデジャネイロパラリンピックの最後を金メダルで飾ってくれ！

そう願うばかりです。





彼女のプロフィール等もまとめてますので、ぜひご覧ください。


道下美里(旧姓:中野)さんのWikipediaより詳しいプロフィール

リオパラリンピック 女子マラソン代表の道下美里の身長は何ｃｍ？

リオパラリンピック女子マラソン道下美里の目の障害はどんな病気？

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