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リオパラリンピック女子マラソン道下美里の目の障害はどんな病気? [パラリンピック]

リオパラリンピックの女子マラソン日本代表道下美里選手

彼女はいったいどんな障害を持っているのでしょうか。

視覚障害という事だけでは本当の道下選手を理解した事にはなりません。

いったい道下美里の目はどんなものを見てきたのか。

リオパラリンピックにまで出場できた道下美里選手の病気について勉強してみましょう。
生まれつきの病気ではない!?



「膠様滴状(こうようてきじょう)角膜ジストロフィー」

これが道下選手の病名です。

幼いころから少しずつ角膜の表面にアミロイドという蛋白が沈着し、

黒目は白濁、眼球にでこぼこが発生します。

それに加え、通常は不必要な血管「新生血管」ができ、

視力を著しく下げる要因となります。



この病気、目が見えなくなるだけではありません。

光を強く感じ、普通の光もまぶしくなってしまいます。

さらに「再発性角膜びらん」という病気も併発し、

目の表皮がはがれやすくなって痛みや多量の涙など、

聞いてるこっちが泣きたくなるような症状があらわれるんです。



でも道下美里さんはそんな痛みやつらさを周りに全く感じさせませんよね。

思い浮かぶイメージは「笑顔」です。

中野千代子さん(母親)や夫には弱みを見せるでしょうけど、

基本的に前向きで明るいからこそ、テレビにも取り上げられるほどの

皆の目標になれる人物になれたのかもしれません。







生まれつき目が見えないわけではありません。

道下選手の場合、中学2年生の14歳で右目に発症しました。

いまから25年前ですね。

丁度その時私は道下さんに(当時は中野)お会いしています





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当時は工藤静香宮沢りえなどが人気の時代でしたが、

私から見ると完全に道下美里さんの方が美しかったですね。

片目が白いというのは幼かった私には病気の事など分かる由もなく、

ただただ不思議で綺麗な人だと思いました。

おしとやかだったのは落ち込んでいたからなのか、

今度本人に聞いてみたいです。

この本を読めばその時代の事も分かるかな?







無事だった左目も徐々に視力を奪われていき、

25歳の時には0.01以下にまで落ちてしまいました。

右目は10代後半には全盲になり、左目だけ光を感じる程度のレベルです。

短大から調理師免許を取りレストランで働いていくという人生は、

その時に閉ざされてしまったのです。




新しい道、陸上





新たな道を探す為、地元下関の盲学校に通い始めます

この時、見えなくなった世界を嘆いていた道下美里さんは、

盲学校に通う「自分より見えない人達が自分より多くの事を出来ている」

という事実に驚かされます。



引きこもりがちになっていた自分を変えようという気持ちが芽生えたのは

このころだったのかもしれません。



盲学校の課外活動で行った陸上でその才能が花開き始めます。

自分じゃ出来ない事も人の手を借りれば出来るようになる。

そんな考えを教えてくれる視覚障害者の陸上競技。

人の温かさを、見えている頃よりも多く感じた事でしょう。



その美貌や愛らしさからモテていたのも理由の一つでしょうけどね(笑)



さあ、いよいよスタートしたリオパラリンピックに続く道。

陸上を始めた道下美里さんは当初どんな走りをしたのか?

驚くべき才能がすぐに花開きます!

次回「マラソンだけじゃない。道下美里の日本記録」をご覧ください。






彼女のプロフィールもまとめてますので、ぜひご覧ください。

道下美里(旧姓:中野)さんのWikipediaより詳しいプロフィール

リオパラリンピック 女子マラソン代表の道下美里の身長は何cm?


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